2021年10月18日

ツアー

魚の小骨みたいに、ずっと引っかかっているあれやこれやがある。

溜飲はずっと下がらずふとした瞬間にチクチクズキズキ痛んでその時の悔しさとか悲しさ、絶望感とか焦燥感がぶわっと襲い掛かってくる瞬間、ありませんか?


昔話とmoz FOREST LABELさんとのコラボの話。



いわゆる商業演劇に出させていただけるようになった時期が明確にあって、当時の自分は恐らく調子に乗っていたのだと思う。

当時、日本の情勢が不安定だったこともあったり、本当に演劇を続けていて良いのかといったような葛藤もあった。


緊張と恐怖を今でも覚えている。


劇団の看板を背負っている、という自負もあった。

外の現場に出るということはそういうことだと強烈に思っていた。


要は空回りするフラグがびんびんに立っていたのだ。


理不尽さとどう向き合えばいいのか、なんてことは誰も教えてくれない。

だから現場で経験して、酸いも甘いも喰らって、ある種の処世術を身につけていくものなんだと言い聞かせた。

自分が未熟だから。

自分が至らないから。

自分が若いから。

全て『自分』に理由と原因を定めていた。

他人のせいだ、と思うことほど烏滸がましい考え方はないって、純粋無垢に信じていた。

芝居が上手い人が正しい。

キャリアが長い人が正しい。

それさえあれば理不尽さは罷り通るのだと、悔しいけど切ないけど苦しいけどそう思っていた。

思わざるを得なかったじゃなきゃやっていけなかった。


何かと似ているなぁ。

受け手次第で理不尽は理不尽じゃなくなる。

もちろん、それを対外的に見た時にどうかっていうのは別問題で。

当時の自分は理不尽だなんて微塵も思っていなかった。

いや、思ったら負けだって思っていた。

それでも今まで、その感情や感覚や経験は小骨。

絶対に外れない小骨だったのだ。



忘れない、ということは自分にとっては呪いのようなものだったりするけど、誰かがそれを俺を何かを忘れないってのが、あっという間に救いに変わる。

誰かが忘れないでいてくれて、それについて今になって声を掛けて下さるってのが、あっさり小骨を取り除いてくれた。

本当にありがとうございます。



絶対に相容れない世界がある。

どんなに意識しても主張しても発信しても叫び続けても伝わらない人には伝わらないし、もっと言えばそんなものは聞いてもらえないし見てもらえない。

端っからその概念が無い。

その世界では中心軸というか、それを中心に回るってのが決まっているから付随しているものなんてどうでもいい。


価値観の享受だけは欠落させたくない。

色んな人がいるし色んな考え方があるのにそれを度外視するのは本当に勿体ないと思う。



だからずっと意識して主張して発信して叫び続けてやるって誓う。

こういう時はMOROHAを聴くに限る。



moz FOREST LABELさんとコラボしてパーカーとTシャツのデザインをやらせていただきました。


劇団のグッズとかのデザイン、仲間内のフライヤーデザインやロゴの作製はやって来たけど、外部のしかもアパレルのデザインは初めてのことだったので非常に楽しかったです。

同時に、やっぱりデータや紙の上のイメージと現物を擦り合わせていくのが難しくて手こずりました。


今回でめちゃくちゃ勉強になりましたわ。


とは言え納得いってないものを世に送り出すつもりは勿論なくて、最後まで微調整させてもらって素敵なものに仕上がったと思います。


近々、デザインと注文方法をお知らせできると思います。

早く手に取っていただきたい特にパーカーを。

サンプル品を自分でもほぼ毎日着ているくらい気に入ってますので、お楽しみに。



京都、やっぱり好きだなぁ。

劇場も街も人も。


またゆっくり来たい。


BIRDLAND』はツアー最後の地、久留米へ。

旅が終わる。



posted by 玉置玲央 at 19:30| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月12日

モノローグ

コロナ禍になって良いことがあった。

と言うと語弊があるかもしれないけど、一生懸命説明するので聞いてください。



それは端的に言うと『特別』がなくなったこと。

些細なことに感謝するようになったり今まで気にしなかったことを気にするようになったり、自分の中での価値観が大きく揺らいで変わって全てが平等になりつつあるということ。

何もかもが尊くなったり素敵だと思えたりして今では全部が特別だからそれがベースになって『特別』というものはなくなってきている。

気がする。


今現在、舞台の本番を劇場で、客席数50%という状況でも上演出来ているということは非常にありがたいことです。

これに関しては『特別』かもしれない。

だって様々な事情で上演を諦めた方々がいるから。

それを知ってるから。


つまり自分は演劇に於ける平等性を非常に重要視している、ということがより一層分かってきた訳だ。



以前にもこのブログに書いたから仔細は割愛するけどお客様の元に届けるということも、例えば誰も彼もが遠征をしないで済むように日本全国様々な場所で上演したいと常々思っていて、こればかりは平等性を欠いていて非常に申し訳なく思う。

と同時に、演劇というものはそれが尊ばれるべきものだということも分かってはいる。

即時性。

その場を共有することで手に入る高揚感。

そこに至るまでのお客様個々人のドラマももしかしたらその高揚感に対しての一助になっているかも知れない。

かと言ってそれを盾にして大手を振るのも自分的には気持ち悪いと感じている。


そこに光明が指したかもと一瞬思ったのは、オンライン配信での上演。

劇場でお客様を入れずに行われた公演の配信。

これなら『観る』ということだけに関して言えば大分平等になるのではないか。

誰もがどこにいてもネット環境さえあればその作品を観ることが出来るのだ。

ただ、やはり『共有』や『共犯』という面では劇場空間を共にしないと達成出来ないなと、個人的には思ってしまう。


俺が頑なにオンライン演劇に参加してこなかったのは物凄いわがままだし危ないことだけども、やはりお客様を目の当たりにして演劇をやりたいからという理由に他ならないのです。


今現在も遠征を伴う為に観劇が叶わないというお客様は沢山いらっしゃるでしょう。

その方々の為に俺が出来ることはいつか必ず会いに行くと言い続けること、その時の為に己を磨き続けること、そして良い意味で今目の前にいてくださるお客様を特別視しないこと、だと思っています。

劇場で観てくださっているお客様もいつか出会うであろうお客様も皆様一緒。

観てもらえたから感謝、は虫が良すぎるのでそうじゃなくても日々是感謝を捧げたい。

全ての人に。


改めて、それが当たり前になれば良いなと思わせてくれたことが、コロナ禍になって良かったことです。


良かったはやっぱり語弊がある気がします。

すいません。


ただただ痛感していることです。



柿喰う客の『無差別』という作品は、とある事象の前では神も仏も獣も人も無差別に、等しく無力にならざるを得ないというお話です。

昨今の状況を見ていると『無差別』のことを思い出します。



みんな等しく無力で、手を取り合って助け合わなきゃいけない。

自分のエゴを少しだけ我慢して願わくば誰かの為に費やしてみてほしい。

そこを超越するのは非常に簡単だからそれは最後の手段に取っといて、自分がぶっ壊れてしまいそうな時まで取っといて、今はどうか自分だけは特別にいいだろうなんて思わないでいて。


その特別は自分以外にも通用する特別とは限らないんだって、一度冷静になって考えてみてくれ。


じゃなきゃ我慢している人々が可哀想過ぎる。

真面目やってる奴が馬鹿を見るなんて一番悲しい。



俺はただ、全身全霊全力で、今出来る最善を尽くし切って演劇に従事し続けたいだけ。


いつか会いに行くあなたの為に。



俺自身も了見が狭くなってきている自覚があるので、ちょっと冷静になろうと思います。


あ、良かったこともう一個あった。


俺は演劇が大好きだしとっても大切だし演劇で誰かが幸せになるなら何だってする。

それが日に日に強くなっていてそう思えることが良かったこと。


これは語弊なく、間違いなく良かったことです。



乱文乱筆失礼しました夜分遅くに。

posted by 玉置玲央 at 02:09| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月15日

令和三年

ブログでは初めて触れる内容なのかな。

久しぶりの更新で恐縮ですが長いです。


眠れない夜に布団に潜りながら、どうぞ。



自分は今、様々な現場に関わらせていただいている身の上です。

大切な仲間たちの舞台を観に行くことを控えています。

公共交通機関をなるべく使わなくていいように、自転車で通勤するようにしています。

なるべく人気が多い繁華街を避けて移動する日々です。

買物もなるべく回数を減らしてまとめ買いするように心掛け、ネットショッピングを駆使しています。

他にも色々対策していますが、これは何も特別なことではなく今現在、全ての方が心掛けていることだと信じています。

そしてそれは、大好きな舞台を何とかして上演したいと思っているからです。

自分の確実な生業である俳優業を何としてでもやり抜きたいと思っての行動です。

勇気を出して家を出て、劇場という不安を伴うであろう場所まで足を運んでくださるお客様のために、その安心のために、出来得ることはなるべく全てやろうと思ってのことです。

分かってます。

理想論の綺麗言だとも分かってます。

どこまでやればどれだけ感染率が下がるのか、安息や安心は得られるのか、例えば科学的な、例えば医学的な、例えば感情的な結果はまだ誰も知らないし測れない。

なので自分自身で知識や経験を蓄えて、なるべく間違いのない方法で対応をすることになります。

大正解は現状、人それぞれにある。

それをどれだけ信じられるか、どれだけ気を付けられるかだと思います。


俺はこれだけやっている!って話をしたいのではないのです。

これをいつまで続けるのか、何の為に続けるのか、そして一番重要なことはその何かの為に続け『られる』のかを、今、問われているなと思ったのです。


そして必ず頭の片隅に置いておくべきは、それらが絶対的な義務とか責任とか強制力のあるものではないと、自覚しておくことが大切なんだと思います。

じゃないと消耗します。

ぶっ壊れてしまいます。

自分が決めた自分の大切なものを守る為、それに固執した結果自分自身が壊れてしまったらなんの意味もない。

誰かの為に生きることを、じゃあ誰が肯定してくれるのか。

願わくば先ずはご自身が肯定してあげて欲しいけど、もしそれが難しいようなら改めて広い視野で、周りを見渡してみて欲しい。

慈しみのある視野で。

そしたら必ず見ている人がいるから。

肯定してくれる人がいるから。

絶対いる。

なぜならみんな平等に、無差別に、闘っているから。

確実に独りではないのだから。


もし直ぐに見当たらなかったら、頼りにならんかもだけど劇場やドラマ、雑誌?分からんけど俺がいる。

いるようにする。

それで少しでも誰かがどうにかなるなら、色んなところで待ってようと思う。


だからどうか、自分だけが闘っている、自分だけがしんどい、自分だけが辛い思いしている、自分だけが、と思わないでください。


こんなことは、ぶっちゃけ全てエゴなんです。

誰かの為に最大限出来得ることをやるなんてのは。

自分がそうしたいからそうしています。

誰かに強制されたり右見て足並み揃えたりしてそうしてる訳じゃないです。

でもさ、自分のやりたいこと、信じていることくらいはエゴに塗れていたっていいじゃないか。

それは誰にも哀れまれることじゃないはずです。


何もかもをじゃなく、今だけは選り好みして自分にとってネガティブなものは跳ね除けて、ポジティブなものだけ受け取って生きていいと、個人的には思いますよ。



そんな人はいないと信じていますが、余裕がある人は後ろから脚を引っ張るのではなく、ほんの少しだけ前に立って手を引っ張ってあげられたら素敵だなと思います。



もしこの文章を読んで気分を害された方がいらっしゃったらごめんなさい。

でも嘘はついていません。


最近、強く思うことを吐き出させてもらいました。

posted by 玉置玲央 at 23:38| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月31日

玉置玲央のヤリガイ Vol.47

お知らせです。


月イチ開催しております玉置玲央のワークショップ企画ヤリガイ。


今回も引き続き身体特化回。

掴みかけてる何かを、もう少しだけ共有させてください。


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玉置玲央のヤリガイVol.47


参加資格

健康で演劇が好きなら、年齢性別問わずどなたでも。

但し、俳優として舞台に立った経験のある方のみを対象とさせて頂きます。

今現在、高校や大学で演劇を経験している方はご参加頂けます。

未経験の方は申し訳ありませんが受講頂けません。

どうかご了承下さい。


場所

都内某所

参加者の方にのみお知らせします。


日時

2019210()17:0022:00

以上1コマ5時間


途中からの参加、早退のご相談もお受けします。


参加費

4,000


定員

15名ほど


お申し込みの先着順にて、定員に達し次第締め切らせて頂きます。


お申し込み

kasuguy.mail@gmail.com


タイトルに

【ヤリガイ47受講】


本文に

1.お名前(フリガナ)

2.年齢

3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)

4.備考


を明記の上送信して下さい。

こちらから追って詳細を返信させて頂きます。

定員に達していた場合にも、ご連絡差し上げます。


お申し込みの確認は、メールのタイトルを見て判別しています。

お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうかメールのタイトルをお間違えにならないようご協力をお願いします。

また、お手数ですがフリガナの明記をくれぐれもお願いします。


内容

出来る限り長く演劇と過ごす為の、そしてプロフェッショナルな俳優を目指す事を目的としたワークショップです。


先月に引き続き身体を使ったワークを沢山やります。

今回はご自身の身体性がどうやったら物語を紡ぐのか、また他人からどのように見えていてどのような印象を持たれているのかを探ります。

運動神経の高さやダンス経験に左右されない『身体性の意味』を一緒に探ります。


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このワークショップはそもそも、演劇を身近に感じて頂く為に開催しているものです。

あまり頑張らなくても、とてつもない覚悟が無くとも、良い意味で日常の近くに手軽に演劇を感じて頂けるようにと開催しております。

演劇を身近に、そして身近にあるからこそ大切に扱って、そうしてそれが誰かに大いなる影響を与えられたら、こんなに素敵な事は無いじゃない。


今日も、誰かの為に演劇を。


もし万が一ご予定が空いておりましたら奮ってご参加下さいませ。

ヤリガイに、どうかお付き合い下さい。

宜しくお願いします。


玉置玲央

posted by 玉置玲央 at 17:49| Comment(0) | WS情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月16日

玉置玲央のヤリガイ Vol.46

お知らせです。


月イチ開催しております玉置玲央のワークショップ企画ヤリガイ。


久方ぶりの身体特化回。

汗をかきましょうみんなで。


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玉置玲央のヤリガイVol.46


参加資格

健康で演劇が好きなら、年齢性別問わずどなたでも。

但し、俳優として舞台に立った経験のある方のみを対象とさせて頂きます。

今現在、高校や大学で演劇を経験している方はご参加頂けます。

未経験の方は申し訳ありませんが受講頂けません。

どうかご了承下さい。


場所

都内某所

参加者の方にのみお知らせします。


日時

2019126()17:0022:00

以上1コマ5時間


途中からの参加、早退のご相談もお受けします。


参加費

4,000


定員

15名ほど


お申し込みの先着順にて、定員に達し次第締め切らせて頂きます。


お申し込み

kasuguy.mail@gmail.com


タイトルに

【ヤリガイ46受講】


本文に

1.お名前(フリガナ)

2.年齢

3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)

4.備考


を明記の上送信して下さい。

こちらから追って詳細を返信させて頂きます。

定員に達していた場合にも、ご連絡差し上げます。


お申し込みの確認は、メールのタイトルを見て判別しています。

お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうかメールのタイトルをお間違えにならないようご協力をお願いします。

また、お手数ですがフリガナの明記をくれぐれもお願いします。


内容

出来る限り長く演劇と過ごす為の、そしてプロフェッショナルな俳優を目指す事を目的としたワークショップです。


2020年一発目の今回は、シアターゲームで参加者の皆様のコミュニケーションを解した後、身体を使ったコンタクトインプロに近いものをやる身体特化回になります。

基礎的な身体の使い方をはじめ、台詞に頼らず身体だけで存在すること、何かを表現することをみんなで共有します。


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このワークショップはそもそも、演劇を身近に感じて頂く為に開催しているものです。

あまり頑張らなくても、とてつもない覚悟が無くとも、良い意味で日常の近くに手軽に演劇を感じて頂けるようにと開催しております。

演劇を身近に、そして身近にあるからこそ大切に扱って、そうしてそれが誰かに大いなる影響を与えられたら、こんなに素敵な事は無いじゃない。


今日も、誰かの為に演劇を。


もし万が一ご予定が空いておりましたら奮ってご参加下さいませ。

ヤリガイに、どうかお付き合い下さい。

宜しくお願いします。


玉置玲央

posted by 玉置玲央 at 22:53| Comment(0) | WS情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月30日

Tokyo Lights

KIMONOSの『Tokyo Lights』という曲が好き。

LEO今井の『Tokyo Lights 2』という曲が好き。


夜、電燈、黒さ、車のランプ、白い息、突き刺さる空気、煌めいている現実のあれやこれやが曲から、歌詞から匂っていて、ノスタルジーがつんがつんに揺さぶられる感じが好きなんです。



いつか、そんな写真を撮りたいと思ってる。

殺伐さとか冷たさみたいな、でも正確にはちょっと違うんだけど色で言うと『白藍』みたいなパステルにも見えるような青。

余りにも冷たくて突き刺さる青、みたいな。

そこにキラキラしたものがばら撒かれていたら良いなと思う。

そんな写真を撮りたいと思ってる。


Tokyo Lightsを撮りたいと思ってる。



SNSTwitter、ブログ、Instagramとやってまして。


Twitterには主に出演情報やワークショップ情報、ちょっとした雑感や即時的なことをあげる為に使おうと思っています。


ブログにはこんな感じの長めの文章を、しかも書きたいように書き殴ったろうと思っています。


Instagramをどう使おうかと悩んでいたんですが、主に写真を視てもらう為の手段にしようと思います。


Instagramのプロフィールにも書いてますが使っているカメラはPENTAXQ7K-S2OLYMPUSOM-D E-M1 MarkUです。

PENTAX大好きだったんですけど旅行とかに一眼レフを持ち歩くのがなかなか大変になって来てミラーレス一眼を新しく買ったのですが、それ以来すっかりOLYMPUSユーザーになっています。


ちなみに、柿喰う客『俺を縛れ!』のフォトブックの撮影にはPENTAXK-S2を使いました。

標準望遠のレンズを使っているので、舞台稽古の写真とか物理的に寄れない時にはこちらを使います。


ここ数日、Instagramにあげている写真は全てOLYMPUSOM-D E-M1 MarkUM.ZUIKO 17mm f1.8レンズをつけて撮っています。

単焦点レンズというやつです。

今のところはOLYMPUSで望遠を使った撮影をするつもりがないので、足で寄り引きして目で見た風景ほぼそのままの画角を収めることが出来るこのレンズを使っています。

いずれは12-40mm f2.8 PROレンズに手を出そうと思ってる。

ってか絶対手を出す自信がある。



趣味全開の話で突き進んでしまいましたが最後に、個人的に2019年を象徴する写真あげて終わります。


柿喰う客『御披楽喜』の鹿伏太郎の写真です。

神ノ川智早さんが撮ってくださいまして、公演時に色々なところで使わせてもらっていた写真です。


鹿伏太郎の怒りや苛立ちや焦燥が切り抜かれていて俺はこの写真がたまらなく好き。


2019年、こんな感じでしたわ俺。


2020年、なんも考えずゲラゲラと笑っている俺でいたい。


皆様、良いお年を。

お世話になりました。


ゲラゲラ笑えるのって本当に大切だよ。


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posted by 玉置玲央 at 00:10| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月14日

午前五時、明けないチェーホフ

気が付けば年の瀬ですね。

こんな超不定期更新のブログを読んで下さる皆様、本当にありがとうございます。


読んで下さる以上、しっかり自分のことを伝えられればと思って書きます。


長いですよ。



まずは『相対的浮世絵』にご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。


初めましての方々とお久しぶりの方々が入り混じる、素敵な現場でした。

同時に、己の課題が山ほど見つかったありがたい現場でした。



誰かの期待に応えるということに、限界は無いと信じてる。

限界があるとしたらそれは自分がその期待を少なく見積もっていて読み間違えていての、勝手に決めつけている限界でしかない。


そしてあるいは、応える期待なんてハナから存在しないと気付いてしまった時だ。

人は意外と誰にも期待してないし期待されてない。

それが分かった現場でした。


こう書くとネガティブに聞こえるかもしれませんが全然そうじゃなくて、自分があまりにポジティブマインド野郎過ぎるから、期待したらその期待に応えてもらえると信じて疑ってないし誰かが誰かに期待していない瞬間や時間なんて存在しないと信じて疑ってないんです。

でも綺麗にフラットに、例えば人間に肩入れせずに物事を考えることは出来るしそういう人はどうやらいるし、何が言いたいかっていうと。


生きることに徹底的に冷静でいて自分のやるべきことだけを自分の範疇だけで成し遂げ続けられれば無敵なんだなって。

誰も否定しないしされないし侵犯しないしされないし干渉しないしされないし。

演劇は魂が震えあって然るべきだと思う。

その演劇に対する姿勢を持ってさえいれば事実は分からなくていいって状態が、自分にはひどく新鮮だったのです。


でも個人的な好みとしては、絶望的に否定されたいし侵犯されたいし干渉されたい。

希望的に否定したいし侵犯したいし干渉したい。


0100気味な人間なので分かりやすいのが嬉しい。

ゆっくりじわじわと突きつけられていて、気付いた時には致命傷ってのは怖い。



自分が従事している最大の物事は『お芝居』なので、その世界を基準にあらゆるものの見聞は広がるし狭まる。

それをどう変容させるか、そもそもさせないのか、もっと言えばさせられるのか。

全てはこれからの生き方にかかっている気がします。

そういうことを見つめられた現場でした。


『相対的浮世絵』めちゃくちゃいい話だったわぁ。



今現在、2本のドラマと1本のラジオドラマに関わらせていただいてます。


ドラマの1本は、先日告知させてもらったTBSのスペシャルドラマ『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』〜狙われた半沢直樹のパスワード〜というやつでして。

これが『相対的浮世絵』の直後の撮影だったので、手に入れたことをかなり打ち込めた現場でした。

過去形にしてますけど今日もこれから撮影です。

まだ終わってません。


良く聴かれますが、ドラマと舞台でお芝居に違いはないと思っています。

あるとすれば『演劇の振る舞い方』くらいなものでそれは何なのかと言うと、自分のスタイルを貫けるかってこと。

自分が正しいと思えることを貫いて、かつそれを尊重してもらえる場所にいるかどうかってことくらいです。


今でこそあまり言われなくなりましたが、映像の世界で芝居や声が大きいって言われることにコンプレックスを感じていました。

要は舞台の芝居になっていると。

でもそれは監督さんやプロデューサーさんの好みもあるし、現場によっては尊重されることもあるし。

だんだんそれが見極められるようになってきたと言うか、一刻も早くその好みと自分のスタイルややりたいことの折衷を見つけられるようになって来たと言うか。

もっと言うと俺はこれで行くんだ!という主張を、遠慮しなくなって来れてる気がします。

良いのか悪いのか分からんですけど。


ぶつけられる度胸と正義を手に入れることが出来たら、大概のことは楽しい。

それを信じることが出来たら、大概のことは幸せだ。

同時に一方的にならずそれを享受してもらえる関係を築いて、こちらも全力で応えられたら万々歳。



ラジオドラマに出演します。

NHKオーディオドラマのFMシアター『極楽プリズン』という作品です。

この現場では森崎ウィンとファーストサマーウイカ、そして堀川りょうさんと共演します。


ウィンとはなんと2012年のパルコプロデュース『露出狂』以来の共演で、7年振り。

ウイカも56年前のワークショップを受けに来てくれて以来の初共演でした。


こんな言い方は上から目線みたいでアレですけど、二人ともすげー立派になっていた。

お芝居のことしか俺は分からないけど、先述した『主張と正義』の振る舞いが絶妙で感嘆した。


二人とも、もっといっぱいいっぱいいーっぱい舞台やろう。

こんな方々がゴロゴロいらっしゃるから、舞台は辞められない。


堀川りょうさんはもうレジェンドですよ。

ベジータだ!と思うのか服部平次だ!と思うのかは人それぞれだと思いますが、やっぱりこの方の声の芝居は凄まじかったです。


このタイミングでこのお三方と共演出来て非常に潤いました。



あと1本ドラマに携わっています。

レギュラー出演です。


この現場は本当に自由度が高く、何でもやらせていただけるので非常にありがたいのです。

『相対的浮世絵』『半沢直樹』『極楽プリズン』で培って来たものを遺憾なく発揮させていただいてます。


こうして携わってきた現場の足跡を辿ってそれぞれの役に寄り添っていくのは、我ながら変遷が見れて楽しいです。


早く皆様に報告したい。



いやーな予感がぷんぷんしているその予感が的中した時の、ほらー!やっぱりそうだったー!言った通りだったわー!っていう高揚感と、とは言えそういういやーな予感にはいやーな予感が群がるものでそれが徒党を組んで迫って来た時の絶望感は半端ない。


人は、どうして人の期待に期限を設けて度合いを測って突きつけるのか。

勝手。

そこに義務はなくて、善意という曖昧な境界線を曖昧のままに出来ないのか。

自分が助かりたい為に誰かに何かを課してそれが成されなかったことを悪意だと決めつけられるのか。


自分が求めた物事が達成されなかった瞬間から、それを求めた対象を悪だと定めるの、もう辞めにしませんか?

それが先方の中だけで始まって終わっていくのは不公平でしかない。

そんなん絶対関われないじゃん。


正しいことをしたいんじゃない。

正しいって認められたいだけ。

誰かに正しいって、言ってもらいたいだけ。


それが辞められたら、それが辞められたらね。

posted by 玉置玲央 at 05:07| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月11日

玉置玲央のヤリガイ 2019大忘年ワークショップ

お知らせです。


月イチ開催しております玉置玲央のワークショップ企画ヤリガイ。


大忘年ワークショップと題してはいますが、一年の締めくくりを演劇で、みんなで繋がりたいだけの会。

そんな、シアターゲームやりまくりワークショップになる予定です。


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玉置玲央のヤリガイ 2019大忘年ワークショップ


参加資格

健康で演劇が好きなら、年齢性別問わずどなたでも。

但し、俳優として舞台に立った経験のある方のみを対象とさせて頂きます。

今現在、高校や大学で演劇を経験している方はご参加頂けます。

未経験の方は申し訳ありませんが受講頂けません。

どうかご了承下さい。


場所

都内某所

参加者の方にのみお知らせします。


日時

20191231()13:0020:00

以上1コマ7時間


途中からの参加、早退のご相談もお受けします。


参加費

4,000


定員

20名ほど


お申し込みの先着順にて、定員に達し次第締め切らせて頂きます。


お申し込み

kasuguy.mail@gmail.com


タイトルに

【ヤリガイ 2019大忘年】


本文に

1.お名前(フリガナ)

2.年齢

3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)

4.備考


を明記の上送信して下さい。

こちらから追って詳細を返信させて頂きます。

定員に達していた場合にも、ご連絡差し上げます。


お申し込みの確認は、メールのタイトルを見て判別しています。

お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうかメールのタイトルをお間違えにならないようご協力をお願いします。

また、お手数ですがフリガナの明記をくれぐれもお願いします。


内容

出来る限り長く演劇と過ごす為の、そしてプロフェッショナルな俳優を目指す事を目的としたワークショップです。


2019年のヤリガイでやった全てを総ざらいしながら、ワークショップである以上お渡しできる技術や知識、概念をお伝えするのは勿論ですが、同時に2019年の最後を参加者の皆さんで楽しく過ごしたいと思っています。

『楽しい』だけでも演劇の理由になり得るんです。


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このワークショップはそもそも、演劇を身近に感じて頂く為に開催しているものです。

あまり頑張らなくても、とてつもない覚悟が無くとも、良い意味で日常の近くに手軽に演劇を感じて頂けるようにと開催しております。

演劇を身近に、そして身近にあるからこそ大切に扱って、そうしてそれが誰かに大いなる影響を与えられたら、こんなに素敵な事は無いじゃない。


今日も、誰かの為に演劇を。


もし万が一ご予定が空いておりましたら奮ってご参加下さいませ。

ヤリガイに、どうかお付き合い下さい。

宜しくお願いします。


玉置玲央

posted by 玉置玲央 at 23:22| Comment(0) | WS情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月28日

玉置玲央のヤリガイ Vol.45

お知らせです。


月イチ開催しております玉置玲央のワークショップ企画ヤリガイ。


近々のご案内で恐縮ですが、12月も精一杯、参加者の皆さまとありとあらゆるものごとを共有する所存です。


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玉置玲央のヤリガイVol.45


参加資格

健康で演劇が好きなら、年齢性別問わずどなたでも。

但し、俳優として舞台に立った経験のある方のみを対象とさせて頂きます。

今現在、高校や大学で演劇を経験している方はご参加頂けます。

未経験の方は申し訳ありませんが受講頂けません。

どうかご了承下さい。


場所

都内某所

参加者の方にのみお知らせします。


日時

2019124()17:0022:00

以上1コマ5時間


途中からの参加、早退のご相談もお受けします。


参加費

4,000


定員

15名ほど


お申し込みの先着順にて、定員に達し次第締め切らせて頂きます。


お申し込み

kasuguy.mail@gmail.com


タイトルに

【ヤリガイ45受講】


本文に

1.お名前(フリガナ)

2.年齢

3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)

4.備考


を明記の上送信して下さい。

こちらから追って詳細を返信させて頂きます。

定員に達していた場合にも、ご連絡差し上げます。


お申し込みの確認は、メールのタイトルを見て判別しています。

お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうかメールのタイトルをお間違えにならないようご協力をお願いします。

また、お手数ですがフリガナの明記をくれぐれもお願いします。


内容

出来る限り長く演劇と過ごす為の、そしてプロフェッショナルな俳優を目指す事を目的としたワークショップです。


シアターゲームでコミュニケーションを解したのち、今月はテキストを使って台詞回しと身体の使い方、そして集団創作をします。

個人ではなく複数人で創れる表現の強さを探り、アンサンブルの組み方や声の使い方、身体表現に至るまでを共有します。


使うテキストは、このワークショップで何度か使っている『いまさらキスシーン』です。


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このワークショップはそもそも、演劇を身近に感じて頂く為に開催しているものです。

あまり頑張らなくても、とてつもない覚悟が無くとも、良い意味で日常の近くに手軽に演劇を感じて頂けるようにと開催しております。

演劇を身近に、そして身近にあるからこそ大切に扱って、そうしてそれが誰かに大いなる影響を与えられたら、こんなに素敵な事は無いじゃない。


今日も、誰かの為に演劇を。


もし万が一ご予定が空いておりましたら奮ってご参加下さいませ。

ヤリガイに、どうかお付き合い下さい。

宜しくお願いします。


玉置玲央

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2019年10月31日

玉置玲央のヤリガイ Vol.44

お知らせです。


月イチ開催しております玉置玲央のワークショップ企画ヤリガイ。


こちらの事情で申し訳ありませんが、この度受講料の値上げをすることになりました。

ただ、より一層充実した内容にすることはお約束します。

参加していただけるかどうかご判断はもちろんお任せしますので、どうかどうか、引き続きよろしくお願いします。


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玉置玲央のヤリガイVol.44


参加資格

健康で演劇が好きなら、年齢性別問わずどなたでも。

但し、俳優として舞台に立った経験のある方のみを対象とさせて頂きます。

今現在、高校や大学で演劇を経験している方はご参加頂けます。

未経験の方は申し訳ありませんが受講頂けません。

どうかご了承下さい。


場所

都内某所

参加者の方にのみお知らせします。


日時

20191111()17:0022:00

以上1コマ5時間


途中からの参加、早退のご相談もお受けします。


参加費

4,000


定員

15名ほど


お申し込みの先着順にて、定員に達し次第締め切らせて頂きます。


お申し込み

kasuguy.mail@gmail.com


タイトルに

【ヤリガイ44受講】


本文に

1.お名前(フリガナ)

2.年齢

3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)

4.備考


を明記の上送信して下さい。

こちらから追って詳細を返信させて頂きます。

定員に達していた場合にも、ご連絡差し上げます。


お申し込みの確認は、メールのタイトルを見て判別しています。

お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうかメールのタイトルをお間違えにならないようご協力をお願いします。

また、お手数ですがフリガナの明記をくれぐれもお願いします。


内容

出来る限り長く演劇と過ごす為の、そしてプロフェッショナルな俳優を目指す事を目的としたワークショップです。


一番最初に書いた通り、より一層の内容充実のために普段より細かく専門的なことに切り込んでいきます。

シアターゲームを用いてのアップの後、自分が身体特化の俳優と良く言われるそのカラクリと実践をお伝えします。

要は、めちゃくちゃ運動します。


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このワークショップはそもそも、演劇を身近に感じて頂く為に開催しているものです。

あまり頑張らなくても、とてつもない覚悟が無くとも、良い意味で日常の近くに手軽に演劇を感じて頂けるようにと開催しております。

演劇を身近に、そして身近にあるからこそ大切に扱って、そうしてそれが誰かに大いなる影響を与えられたら、こんなに素敵な事は無いじゃない。


今日も、誰かの為に演劇を。


もし万が一ご予定が空いておりましたら奮ってご参加下さいませ。

ヤリガイに、どうかお付き合い下さい。

宜しくお願いします。


玉置玲央

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