2019年08月17日

イマージン

芝居する上で、演劇を創る上で、めちゃくちゃ気を付けていることがある。


想像することを辞めない、ということ。



色んな育ち方の人がいる。

色んな年齢、性別、出自の人がいる。

演劇との距離感は人それぞれなので、必ずしも自分の正義が相手の正義とは限らない。

当たり前だ。


だから想像を巡らせる。

自分の言葉がとある誰かを傷つけていないか、自分にとって当然だからと言って誰かにとっては当然ではないことを強要していないか、誰かの正義を一方的に否定していないか。


これは物凄く難しくて、なぜなら人は自分が好きだったり愛しているものに伴う意見の対立や啀み合いを、簡単に『しょうがない』と思えてしまから。

だって自分は愛ゆえだもの、とかいうエゴ丸出しのよく分からん論理で、他者の存在をあっさり切り捨てる諦める知らん振りする。


いや、ちげーだろ。

だからこそ慈しみ合える尊重し合える余剰が、自分と他者との間に生まれるんだろ。

って俺は思う。



俺は、俺のファンだと言って下さる方皆様に何一つ強要したくない。

多少の要望とか、俺以外の方に迷惑になるようなことは控えてもらいたいとお願いすることはあっても、皆様を信用して、皆様と演劇との距離を信用して、強要しまいと努めています。

徹底できていなかったら申し訳ありません。


だから、ファンの方同士もできれば強要し合わないでもらいたい、否定し合わないでもらいたいと願っています。


絶対違うんですからあなたとは。

演劇との距離や愛情の質や日常の色めきが。

それを例えば、自分がこうだからこうすべきだと責めるのは辞めてほしい。


自分の発言でどっかの誰かが劇場に通うことを辞めている可能性、全然あります。

俺もです。

俺も誰かを傷付けたり失望させたり悲しませたりして観劇という趣味を奪っている可能性があるんです。

理想論だけど演劇に携わる全ての人が幸せになってもらいたいから、その為に日々、刻一刻と『想像』しているんです。

誰かのために。


でもその『誰かのために』も、圧倒的なエゴでしかないだろうから難しいです。

一緒に考えたい想像したい。



俺の大切な人が傷つくことを俺は耐えられません。

もし俺にファンという方がいて下さっているなら最初で最後のお願いです。


どうか豊かな想像力をもって演劇と携わっていきましょう。


よろしくお願いします。



何があったって訳じゃない。

環境が変わってきていて、そんなことを雑感として思うのです。


でも俺は、変わりたくない。

玉置玲央でい続けたい。

posted by 玉置玲央 at 21:44| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする