昨年公開された映画『教誨師』で毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞をいただきました。
毎日新聞さんの取材でも話していますが、自分がどうとかじゃないんですこの受賞は。
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感謝はどれだけしてもし足りません。
先ず、大杉弘美さんに。
『教誨師』という作品に俺を引き合わせてくださったのは弘美さんです。
佐向大監督に。
役作りに手こずっていた自分を見捨てずに課し続けてくれました。
スタッフの皆様。
映画初参加で右も左もわからない自分に本当に色んなことを教えてくださいました。
共演者の皆様。
全員が初めて顔を合わせたのは実は舞台挨拶の時で皆さま本当に気さくな方で座組の力を実感出来ました。
烏丸さんからいただいた言葉が心強かった。
応援してくださっている皆さま。
東京に限らず各地で支えてくださっている皆さまに頭が上がりません。
そして大杉漣さん。
ただただ報いたい応えたいと思って駆け抜けた結果でしかないのです。
自分は一旦置いといて、誰かがその時その時を引っ張り上げてくださったからここに辿り着いています。
これに関しては言いたいことがまとまりません。
だから。
本当にありがとうございます。
毎度お馴染みで恐縮ですが、お芝居で全てお返しします。
加えて、このご恩は次へ誰かへ何かへ、贈ります。
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価値観を揺さぶる存在になりたいと思う。
だし、そういう存在に焦がれる。
最近、新しい価値観を打ち込まれるって経験をしてそれがあまりに強烈で、この快感からは逃れられないし逃れて堪るかって思いました。
一生喰らいついていくし一生引き下がりたくない、そういう生涯の感覚をくれる存在と、共にこの世界で生きていきたいものです。
脅威でもある。
焦燥もある。
劣等もあるし。
でもそういう存在に苛まれている方がよっぽど楽しいし充実します。
自分が立っている場所が安全かなんて、全然定かじゃないからさ。
自分でその脆さを知らなきゃいけないしそうやって立ち向かって対応していかなきゃ。
誰も安全を保障してくれないのだから、自分くらいはそれを確固たるものにしないとね。
感覚的に、という不確かな言葉の、確かな覚悟を見ることが出来たからまだまだ先に進めそうです頑張ります。
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今日は稽古がオフだった。
お陰様で充実した休みを過ごせました。
明日からもまた、芝居をします。
見ていてください。
「教誨師」とても心に残る作品でした。
出演者みなさんが印象に残って、最後まで息をつめて観ました。
「Take me out」で初めて玉置さんを知って以来、チェックさせて頂いています。
「みみばしる」楽しみにしています。
お芝居を真摯に取り組んだ姿は色々な人の心に沢山の贈り物をして、その人達からまた言葉などの沢山の贈り物を受け取る事になります。まさにGive and takeですね。
みたくて。みたくて。
今日視にいって本当によかった(T_T)です。
わたしが高宮さんをみている間、ずっと
胸の内でくすぶっていた思いが画面に
現れて 玉置さんは言葉にないきもちで
見るものの魂をぎゅっとつかむ 俳優さんだなと
思いました。
まだたくさんの思いで混乱しています。
本当に素晴らしいこの作品を劇場で
視ることができて、よかったです(T_T)