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2016年08月07日

玉置玲央のヤリガイVol.17 夏休み大阪東京ツアー

お知らせです。

月イチ開催しております玉置玲央のワークショップ企画ヤリガイ。

今月は夏休みスペシャルという事で、大阪と東京の二都市で開催します。
地域によって違う演劇の意味、価値、想いを皆で共有しながら、それを元に『お客様にとって信用に足る演劇、信用に足る俳優』とは何だろうかという事を探ります。

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玉置玲央のヤリガイVol.17 夏休み大阪東京ツアー

■参加資格
健康で演劇が好きなら、年齢性別問わずどなたでも。
但し、俳優として舞台に立った経験のある方のみを対象とさせて頂きます。
未経験の方は申し訳ありませんが受講頂けません。
どうかご了承下さい。

■場所
【大阪】市内某所
【東京】都内某所
共に、参加者の方にのみお知らせします。

■日時
【大阪】2016年8月23日(火) 14:00〜21:00
【東京】2016年8月26日(金) 15:00〜22:00
以上、共に1コマ7時間

★途中からの参加、早退のご相談もお受けします。

■参加費
【大阪・東京共通】3,000円

■定員
【大阪・東京共通】15名ほど

★お申し込みの先着順にて、定員に達し次第締め切らせて頂きます。

■お申し込み
kasuguy.mail@gmail.com

上記アドレス宛てにメールを下さい。

タイトルに
【ヤリガイ17 大阪or東京 受講】

本文に
1.お名前(フリガナ)
2.年齢
3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)
4.備考

を明記の上送信して下さい。
こちらから追って詳細を返信させて頂きます。
定員に達していた場合にも、ご連絡差し上げます。

★お申し込みの確認は、メールのタイトルを見て判別しています。
お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうかメールのタイトルをお間違えにならないようご協力をお願いします。

■内容
出来る限り長く演劇と過ごす為の、そしてプロフェッショナルな俳優を目指す事を目的としたワークショップです。
独りにならない、独りで頑張らない、独りよがりにならないの三つをを合言葉に、他者とのコミュニケーションを利用してお客様に、そして共演者に信用してもらえる俳優を目指します。
そしてその結果、誰も彼もが演劇を愛せるようになるには何が必要かを探ります。

■レポート
過去のワークショップのレポートです。
良かったら参考までにご覧下さい。

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このワークショップはそもそも、演劇を身近に感じて頂く為に開催しているものです。
あまり頑張らなくても、とてつもない覚悟が無くとも、良い意味で日常の近くに手軽に演劇を感じて頂けるようにと開催しております。
演劇を身近に、そして身近にあるからこそ大切に扱って、そうしてそれが誰かに大いなる影響を与えられたら、こんなに素敵な事は無いじゃない。

今日も、誰かの為に演劇を。

もし万が一ご予定が空いておりましたら奮ってご参加下さいませ。
ヤリガイに、どうかお付き合い下さい。
宜しくお願いします。

玉置玲央
posted by 玉置玲央 at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | WS情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月01日

玉置玲央のヤリガイVol.16

お知らせです。

今月も開催致します月イチワークショップ企画ヤリガイ。

今回は私事ではありますが、劇団のロングラン公演を終えたばかりで、そこで得たもの感じた事を参加者の皆様と共有出来ればと考えております。

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玉置玲央のヤリガイVol.16

■参加資格
健康で演劇が好きなら、年齢性別問わずどなたでも。
但し、俳優として舞台に立った経験のある方のみを対象とさせて頂きます。
未経験の方は申し訳ありませんが受講頂けません。
どうかご了承下さい。

■場所
都内某所
参加者の方にのみお知らせします。

■日時
2015年7月11日(月)12:00〜19:00
以上1コマ7時間

※途中からの参加、早退のご相談もお受けします。

■参加費
3,000円

■定員
10名ほど

※お申し込みの先着順にて、定員に達し次第締め切らせて頂きます。

■お申し込み
kasuguy.mail@gmail.com

タイトルに
【ヤリガイ16受講】

本文に
1.お名前(フリガナ)
2.年齢
3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)
4.備考

を明記の上送信して下さい。
こちらから追って詳細を返信させて頂きます。
定員に達していた場合にも、ご連絡差し上げます。

※お申し込みの確認は、メールのタイトルを見て判別しています。
お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうかメールのタイトルをお間違えにならないようご協力をお願いします。

■内容
出来る限り長く演劇と過ごす為の、そしてプロフェッショナルな俳優を目指す事を目的としたワークショップです。
他者とのコミュニケーションを利用し演劇に取り組む事で何が産まれるのか、それは自分にとって良い事なのか悪い事なのか、演劇を楽しむ事は果たして観ている方々に何か影響を及ぼすのか、参加者の皆様と一緒に探ります。

■レポート
過去のワークショップのレポートです。
良かったら参考までにご覧下さい。

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このワークショップはそもそも、演劇を身近に感じて頂く為に開催しているものです。
あまり頑張らなくても、とてつもない覚悟が無くとも、良い意味で日常の近くに手軽に演劇を感じて頂けるようにと開催しております。
演劇を身近に、そして身近にあるからこそ大切に扱って、そうしてそれが誰かに大いなる影響を与えられたら、こんなに素敵な事は無いじゃない。

今日も、誰かの為に演劇を。

もし万が一ご予定が空いておりましたら奮ってご参加下さいませ。
ヤリガイに、どうかお付き合い下さい。
宜しくお願いします。

玉置玲央
posted by 玉置玲央 at 14:06| Comment(1) | TrackBack(0) | WS情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月24日

自分の知らない所、目の届かない所で、自分の力じゃ到底及ばない揺るぎない何かが動いていて、それがミシミシと音を立てて緩やかに状況を変えていくのが、本当に嫌だ。
絶対に介入出来ない場所で状況で、何も手出し出来ないまま、勝手に世界が変わっているなんて、そんな不公平な話があるか。


拒絶されたらお終いだ。
拒絶の裏で新たな芽が出ていて、宿り木みたいに蝕まれて、本来そこに咲いていた花をさておいて、新しい生命は大切だし尊いし物珍しいから寵愛されて、枯れていく。
花が枯れる。
そんなんは嫌だ。
でも何がしかを信じて、例えば言葉を鵜呑みにしてただただ堪え忍んでいても、結局痛い目見るだけなのだ。


何かが終わったら、その花たちはまた寵愛を受けれるのだろうか?
花は水を渇望し続けている。
咲きたいし咲かせたいし咲いていて欲しいし咲かせて上げたい。

野に咲く花の様に美しくありたいってぇのは強がりでしかない。

愛でられてこそ愛でてこそ、花。

愛でられている間が愛でている間が、花。


花よ、咲き誇れ。
posted by 玉置玲央 at 02:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月16日

夢の終わり

久々に、プレ稽古から含めて三ヶ月、一つの作品に関わった。
何だか不思議な気分だ。


本当に色んな事を学んだ夢の劇という作品だが、一番特異点となり得るのは、森山開次さんとの出会いだ。

松本だけ、楽屋割りが違くて俺は何でか開次さんと同じ部屋だった。
そこで成された会話はその特異点の最たるもので、掻い摘んで言えば『許される存在』にならなければいけない、という話だ。
やはり表現者は最後はそこに至るのだなと。
そしてその意識は、踊りに捧げている人の方が強いように思う。

誰に許されるか、言うまでもない。


高校生の頃、学校のカリキュラムと、お付き合いしていた女性の趣向も手伝って、ダンスの世界に傾倒していった。
H.ART CHAOS、伊藤キム+輝く未来、コンドルズから始まり、パントマイムに興味を持ち水と油を知り、親父にこれを観ろ!と山海塾を勧められ、そこから大駱駝艦、大野一雄氏を知った。

身体が美しい

という事に、今思えば何か思うところがあったんだろう。
そんなダンス観漁り時代に出会ったのが、森山開次氏。

NHKの番組で、脚の甲を延ばす為に超無茶な事をしていたと話している姿を、未だにハッキリ覚えている。

何も無いところに無限の世界と感情と風景を、その身体一つで創り出す開次さんの姿にマジで惚れた。
俳優と一線を画すのは、その身体の美しさにある。
演劇思春期にそんなもん観てしまっていたから、未だに根底には『美しくなければいけない』みたいな使命感がある。
これは容姿や体躯もそうだけど、様式の美しさにも言える事だ。
腕が足が身体中が柔らかくしなやかに時にそれこそ刀みたいに動く。
憧れない訳が無い。

だから今回、出逢えて、そして踊らせて頂けた事を本当に有難く思う。

超スーパー烏滸がましいけれど、『許される存在』にちょっとだけ近づけたんじゃないかなと思って、帰りの新幹線で少し泣いた。

開次さん、本当に有難うございます。


amazarashiのアルバム『世界収束二一一六』に『吐きそうだ』という曲があって、その唄い出しが『生きる意味とは何だ』から始まるんですね。
それを考えると想うと聴くと、涙が止まらんくなる。

で、大阪でさっき村上誠基と会ってさ、あぁ俺の生きる意味はこれだって、思ったよ。

誰かの為に生きる。

それだけで良い。
それが良い。


という訳で柿喰う客フェスティバルモードへ。
アレクサンダー・クルックが、三御堂島ひよりが、君を突き刺す。


誰かの為に生きる。
必ず死ぬのが必死なら、俺は必ず生きる。

必生。
posted by 玉置玲央 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月05日

VS

世界は本当に不公平だ。
足の引っ張り合いだ。
狡い事ばっかりだ。
そして同時にがっかりだ。


どんなに努力をしても、どんなに研鑽を重ねても、どんなに細心の注意を払っても、何にも考えてない欲望のままに生きる奴らがそれを掻っ攫っていく。
超スーパーウルトラポジティブマインドな自分としては、そういう奴はきっと何処かでバチが当たるし、その憂き目に遭った人は何処かで最高に幸せな事に出会えるって思ってる。
因果は巡る。
そう思える自分だけだったら。
自分が巻き込まれるだけだったらそう思えるけれど、でもこれが沢山の人を巻き込んでいるのなら、やっぱりそれは許されるべきではないんだな。

生きる上で、取り除けるリスクは取り除くべきだ。
誰かの為に生きれれば、それだけで色んな事に気付ける筈なのに。


松本の楽屋で、森山開次兄さんと『許される踊り手』の話をする。
これは『許される俳優』に通ずる話で、物凄く有難い話が聞けた。
やっぱり、森山開次兄さんは凄い。
完全無欠。
たまに電車の切符無くしたかと思って、あたふたしてる事あるけど。
完全無欠。

憧れはもう崇拝に近いものになりつつあるが、氏の孤高さはどこか居心地の良いものがあって、手を伸ばしたり触れても大丈夫なのだなぁと、直感的に感じる。
それが許されている。
誰に?
神に、だ。


岡田太郎から『いまさらキスシーン』の曲が届く。
脳汁がドバドバ出ている。


休まない。
休んだら血が青くなる。
ので、明日も演劇。

生きてていいなら生きてやる。
死んだ方がいいなら死んでやる。

そんな諦めにも似た前向きさで、レッツゴー。

posted by 玉置玲央 at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月25日

玉置玲央のヤリガイVol.15

お知らせです。

5月も開催致します月イチワークショップ企画ヤリガイ。

今回は日にちをあけての平日と日曜日の2回開催。
両日参加の方はお得な金額で受講頂けます。

内容としては、声の基礎訓練と身体を使ったコミュニケーション、そして久々にシーンを創るワークをやって行こうと思います。

両日通しでご参加頂いた方がより内容を理解して頂けると思いますが、今回はどちらか1コマだけでも完結するような内容になりますのでご安心を。

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玉置玲央のヤリガイVol.15

■参加資格
健康で演劇が好きなら、年齢性別問わずどなたでも。
但し、俳優として舞台に立った経験のある方のみを対象とさせて頂きます。
未経験の方は申し訳ありませんが受講頂けません。
どうかご了承下さい。

■場所
都内某所
参加者の方にのみお知らせします。

■日時
5月2日(月)13:00〜20:00
5月8日(日)13:00〜20:00
以上2コマ計14時間

※1日のみの参加も可能ですが、2コマ通しで受けられる方のお申し込みを優先させて頂きます。
※途中からの参加、早退のご相談もお受けします。

■参加費
1コマ 3,000円
2コマ 5,000円

■定員
15名ほど

※お申し込みの先着順にて、定員に達し次第締め切らせて頂きます。

■お申し込み
kasuguy.mail@gmail.com

タイトルに
【ヤリガイ15受講】

本文に
1.お名前(フリガナ)
2.年齢
3.連絡先(電話番号、メールアドレス共に)
4.参加日時
5.備考

を明記の上送信して下さい。
こちらから追って詳細を返信させて頂きます。
定員に達していた場合にも、ご連絡差し上げます。

※お申し込みの確認は、メールのタイトルを見て判別しています。
お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうかメールのタイトルをお間違えにならないようご協力をお願いします。

■内容
出来る限り長く演劇と過ごす為の、そしてプロフェッショナルな俳優を目指す事を目的としたワークショップです。

両日とも共通して、声の基礎訓練と身体を使ったコミュニケーションについては探ります。
つまり両日参加される方には、『繰り返す事』を日にちを置いたら、相手が変わったらどういう変化が起こるのかを知って頂きます。
そしてそれらを踏まえて、シーンを創るのに必要な声、身体、コミュニケーションを獲得し、その時間、その瞬間に『存在する』方法を探れればと思っています。

■レポート
過去のワークショップのレポートです。
良かったら参考までにご覧下さい。

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俳優は、繰り返す仕事です。
稽古にしても本番にしても、同じ事を同じように観ている方に伝えられなければいけません。
にも関わらず、同じ事は二度と起こらないそれは何故か?
あなたが一人じゃないからです。

共演者と理想的なやりとりをして、刺激の果てに見た事がない風景が見れた時ほど幸せな瞬間は無いです。

それを目指して頑張ってみましょう。
少なくともこのワークショップでは。

もし万が一ご予定が空いておりましたら奮ってご参加下さいませ。
ヤリガイに、どうかお付き合い下さい。
宜しくお願いします。

玉置玲央
posted by 玉置玲央 at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | WS情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月24日

いづれ

朝、目が覚めた瞬間から、ジワジワと『あぁ、今日も本番なのだ』という柔らかな緊張感に包まれていくあの時間が好き。
周りが明るく開けていくような。
はたまた、どんよりと煙に包まれていくような。
ちょうど、水泳やっていた頃の試合の日の朝と同じ感じ。


こう寒いと、何を着て良いのか解らなくなりません?俺はなる。
着るものに基本好みは無く、あまり宜しくない考え方だが所詮は布、寒さ暑さを凌げれば何でも良いってのが正直な所。
なのだが、稽古着には拘りがある。
一体いつからかはもう記憶に無いのだが、稽古着は専らサルエルパンツ。
機動性、通気性に優れ、暑くなったら捲り上げられ寒くなったら足首まで保護出来る。
プラスアクトの対談で倫也も言っていたけれど、滾ってくるともうなんか知らんが服が邪魔になってきちゃうみたいなんですね。
そんな時にサルエルは便利。
ただやはり、自分が出ている芝居の性質上、消耗品かってくらいサルエルが朽ちていく悲しい悲しいああ悲しい。
カスガイメンバーに誕生日にもらったやつだけは、死守してやるのだ。
滾ってしまう方、サルエルお勧め。


iPhoneのメモに日々の雑感を書き留めていて、遡ったら2011年が一番古い。
そのメモの書き出しはこうだ。

ゼロでいる瞬間を沢山作る。
それによって芝居が生きる。

当時、河原雅彦さんに頂いた言葉を自分なりに解釈してしたためたメモ。
26歳の玉置玲央、31歳の玉置玲央、変わらないので安心した。


皆さんは、好きな台詞とかありますか?
好きな作品、好きな俳優、好きな演出家etcはパッと思いつくかも知らんが、好きな台詞。
出演したもので言えば、俺はやっぱり『朝日のような夕日をつれて』の冒頭と最後。
鴻上さんの衝動と滾りが感じられて、大好きだ。
生きる希望にすら繋がっているのは、つかこうへい氏のストリッパー物語『人は幸せになる為に生きている』だ。
これはストーリーありきな所もあるのだが、俺はこの台詞を『死ぬ人間に対して生きる人間には幸せになる義務がある』という言葉でもあると捉えている。


生きる人間はその生を、全うしなければならぬ。


天気、悪い。

posted by 玉置玲央 at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月19日

絵を描く事と文具について

小学生の頃、絵画教室に通っていた。
世田谷区を拠点に活動している、伊藤和子先生が俺の絵の師匠だ。
絵で、将来ご飯を食べていくのだと漠然と思っていたが、上には上がいてそんな人はゴロゴロで美大には行けなかった。
芸術に果ては無い。


デッサン、レタリング、水彩、油絵、アクリル、版画、平面から立体まで色々勉強させて頂いた。
先生は具象の作品より抽象の作品が多く、そこも大好きだった。
ああ、こんな事してしまって良いのか絵画に於いてルールなんて無いのだなぁと思えたのは、尊い。
具体的に言うと先生は、様々な紙に描いた抽象画をバラバラに切り刻み、改めてキャンバスにコラージュし、更に色を塗り重ねて一枚の絵を完成させるという手法を取っていた。
これが何でか不思議な魅力とエネルギーを持っていた。
なので俺も、抽象画にはまっていった。


高校生の頃になるとイラストを描くようになる。
当時は表参道のキディランドの前、路上で自分のイラストを売る方々が沢山いて、俺もそんな方々に混ざってイラストを売っていた。
キャラメルボックスの渡邊安理と、二人で行ったりもした懐かしい。
従兄弟が、これ面白いよと貸してくれたのが松本大洋氏の『花男』で、めちゃくちゃ影響を受けてずーっと模写していた。
そんな感じのイラストを描いては路上に並べていた。


中屋敷法仁がデーリー東北でコラムを書いている。
有難い事にその挿絵を描かせて頂いているのだが、小学生の頃から今に至るまでのそれらの経験が役に立っている。
絵を描くという事を、嫌いにならずに続けていて良かったなぁと強く思う。
絵は俺を嫌いかも知らんが、俺は絵が好きだ。


父が、中学生の時にステッドラーのシャープペンシルをくれた。
今で言う925 25シリーズの0.5mmのブラック。
今、黒は無いのだっけ?
その頃から俺はステッドラー党でミリペンも色々使い倒して結局ピグメントライナーに帰って来た。
水彩色鉛筆だけはファーバーカステルを使っているステッドラーごめんよ。

筆記具。
本当は、書ければ何でも良いべ?ってぶっきらぼうに笑い飛ばしたい所だが、やっぱり毎日使う物だし、特に台本などに書き込んだりする時にそのペンに愛着があると拘りがあると、台本も作品も演劇も、愛しいと思えるようになってくる。
毎日使うからこそ、そこに愛着と少しの幸福感があるだけで豊かになる。
俺にとってのその基準は、そのペンのデザインと書き心地である。


三菱鉛筆株式会社が出している油性ボールペン、ジェットストリームを皆さんはご存知ですか?
流行り物があまり好きでは無い自分はずーっと手を出さずにいたのだけど、柿喰う客の世迷言の稽古休憩時間に鉢嶺杏奈が急に文房具を皆に配りだして、その時に4&1をくれたのだ。
それ以来、油性ボールペンはジェットストリーム一択。


台本に書き込みをする際、人によって様々だがボールペンを使う人が多い気がする。
俺は変更があっても消せるように、シャーペンで書き込む。
昔は、台本を持ってポケットにシャーペン入れて柿喰う客の稽古やってると、シャーペンがぶっ飛んでぶっ壊れる事が多々あって、なので頑丈でペン先が収納出来るぺんてるのグラフギア1000を愛用していた。
今は専らシャーペンは置いて稽古をするようになったし、暴れ回る現場が少なくなったので、シャーペンをぶっ壊す事は無くなった。


そうなると文具好きの愛着求めとしては、心底愛せるシャーペンを求め始める訳だ。
それが昨日、ツイッターにも書いたロットリングの800の0.5mmに辿り着く。
悔しいが、重さ、握り心地、指に当たる感触、書き心地が最高なのだ。
そしてデザイン。
マットな黒にドスい赤でロゴが書かれていて、これがシンプルで素晴らしい。
ペンの上部を回すとキリキリキリ…という小さい音と共にペン先が繰り出されるその収納ギミックのインダストリアル感。
ああ…


いつかロットリングの800で、台本への書き込みも絵を描く事も、もっともっと愛せたらと思う次第である。


この話、文具好きじゃない人にはさっぱりだな。
今日も頑張ります。
posted by 玉置玲央 at 10:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

腹痛につき東横線途中下車現象

今日も夢の劇である。


いまさらキスシーン
中屋敷法仁が書いた一人芝居。
女子高生の3年間を30分で描いた破茶滅茶な話である。

いつだって、この作品をやる事ばかり考えて生きてきた。
今の自分ならどうアプローチするだろう、台詞はまだ揺蕩っているか、三御堂島ひよりならどうするだろう。
色んな現場で、色んなタイミングで、思いを馳せる事が一杯。

中屋敷曰く、この戯曲は玉置玲央へのラブレターなんだって。
ならこの作品は、俺からお客様へのラブレターだ。

お楽しみに。


同じ水準で、同じ風景を見られる人に出会えると、嬉しい。
一瞬でその場所に立って、年齢性別関係無く邂逅して、頑張ろうやなんて肩を叩いてくれた日にゃ、思わず嬉し泣きしちまうじゃねぇか。

何をしていても何処にいても誰かが必ずあなたを見てる100人いたら1人も興味が無いなんてこたぁ有り得ないだからその1人の為に、必死に生きても良いのですよ。


冬の隅田川の水面に映ったキラッキラの青い光が未だに忘れられん。
葦が生えた川っぱらで飲んだ一瞬で冷めていったホットコーヒーの味が忘れられん。

酒は飲めない。
甘いものが好きだ。
煙草は吸えるだけ吸う。

そんな有様ですが、宜しくお願い致します。


この間サシで加藤ひろたかとご飯を食べた。
ひろとほさきとまっきーとなつとゆりかとりおに、何がしてやれるかを考えなければ。
俺たちは共演者ではない劇団だ。
俺の不始末は彼らの不始末。
彼らの不始末は俺の不始末。
だって劇団だから。


ライチのDVD、間も無く。
楽しみ。


行ってきまーす。


posted by 玉置玲央 at 09:47| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

生命力

色んな事をやりたい。

絵を描いていたいし学校教育と演劇の関係について勉強したいし、唄も歌うし踊りもする。
そもそも好きだから、そういう事に節操無く手を出すのだけれどそれらの行き着く先は結局は演劇だ。
自分を取り巻く演劇をどれだけ有機的にするか。
そしてお客様に届く何かが、もっと尊く慈しめるものになれと、願って今日も節操無く生きるのである。


生きたくても生きれなかった人がいる。
身の周りに、幾人かいる。
俺は勝手にその人達から、頼んだぞと言われていると思って今日まで生きてきた。
その人達の為にも、死にたくないしなんとなくで生きたくない。
ちゃんと生きて、月並みだけどその人達が目にする事の無かった風景や、打ちのめされる筈だった感情や、何にも代え難い経験を、したい。


今日の天気はあまり良くない。
でも太陽だけは雲の隙間から照っていて、少しだけ救いだ。
東京は晴れている。
願わくばそちらも晴れていて欲しい。


開演の三時間前には劇場に入っていたい。
それから一時間、劇場のどこかロビーだか廊下だか誰の目にも触れない薄暗い場所で、アップをする。
音楽をかける爆音で。
大好きなNUMBER GIRLの大好きなOMOIDE IN MY HEADを爆音でかけるお気に入りのワイヤレスイヤホンでそれを聴く左膝の裏の筋肉と筋を解しながら。
だんだんクリアになっていく頭の中の思い出が遠ざかる、のであります。


夢の劇が終わると直ぐに、柿喰う客フェスティバルの稽古が始まる。
でもいまさらキスシーンの台詞は入ってる入ってるというより染み込んでいて離れていってない。
王子小劇場で初演を迎えたあの時の身体も心も未熟で悔しさばかりが募ったあの時と、老いたのか衰えたのか解らんが何かを得たり失ったりした今、今こそ立つ王子小劇場でどんな風景が見れるのか楽しみだ。


フランダースの負け犬は、中屋敷法仁の戯曲の中でトップクラスだ。
これと贋作・マクベスが、俺は好きだ。
皮肉と悪ノリと不謹慎さが、これらの戯曲には匂っている。
良し悪しかも知れないが要はそれをコントロールする事が、大事なんだ。


駅に着いた。
今日も本番やります。
posted by 玉置玲央 at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする